前回まではリサーチについてご説明したので、今回は実際にインスタグラムで人気があり、オシャレに商品やブランドをアピールしている方をご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
インスタグラムで見つけた素敵なハンドメイド作家さん
今回はご自身の考え方を作品に反映し、人気を集めている方をご紹介させていただきます。
レベッカ(Rebecca Desnos)さん
レベッカさんはイギリスを拠点に草木染めをしているデザイナーさんで、本の出版もされています。
自分の世界観をインスタグラムで表現する
レベッカさんのインスタグラムを見てみると、色や雰囲気にばらつきがなく、とてもきれいな写真集を見ているようです。
ウェブサイトによると、レベッカさんはベジタリアンで、草木染をしたり、天然素材のものを使ったりすることで、ご自身の想いを表現しているそうです。
新規のお客様がひと目見ただけで、どんなブランドか伝わってくるようなページが作れると素敵ですね。
ジャーナルを作る
商品や作品というと、その「完成品」だけをイメージしがちですが、それを作るまでにいろいろな工程があるので、その工程や自分の持っている考えを作品を通して上手く相手に伝えることでファンになってもらえたり、購買意欲をかきたてたりすることができます。
先日、商品企画をする際のトレンドリサーチの方法について少しお伝えしましたが、たくさんリサーチしたからと言ってすぐに良いデザインやアイデアが思い浮かぶとは限りませんよね。
日々のアイデアをためておく
デザイナーの人たちはよく「日記」のようなものを日々つけています。
それは、文字だけで記録するというよりは写真や絵、実際に見つけた布や自然の中の花びらや葉っぱを貼り付けてアイデアを記録していくという感じです。
こういった表現の仕方は、イギリスやヨーロッパの人たちはオシャレで素敵にやっているなぁといつも感心して羨ましく思ってしまいます。
日本で言うトラベラーズノートのような、見つけたもの、印象に残ったものなどを記録していくようなイメージで、あとから見ても感触や香りもわかるように実物を貼り付けておいてもいいと思います (布や葉っぱなど可能な場合)。
前出のレベッカさんも、完成した「作品」はもちろん美しいですが、インスタグラムやウェブサイトから、それができるまでの工程やブランドの世界観が伝わってきて、さらに完成品を魅力的にしていますよね。
レベッカさんのSNSはコチラ↓
まとめ
- インスタグラムを使ってファンを増やすことができる
- 完成品だけではなく、工程も載せると効果的な場合がある
- 工程を載せる場合はブランドや商品の「世界観」を意識する
- 日々アイデアをためておくジャーナルを作ると商品企画がしやすい
世界観に関してはまた次の記事に書こうと思います。
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