商品を考えるときに「こんなのは売れないんじゃないかな」とか「技術がないと売れるものは作れない」「材料費がない」と思ってやめてしまうことはないですか。今回は、アイデアや商品の見せ方次第で販売に成功した例をご紹介します。
レインボールームで作った服が大金で落札された?
しばらく前に日本でも小学生の女の子たちの間で流行したレインボー・ルーム。
2年前のニュースですが、このレインボー・ルームで作った服がオークションで17万ポンドで落札されました。日本円では2,000万円以上です。
作ったのは誰?
この服を作ったのは、有名デザイナーでもセレブリティでもありません。
イギリスのウェールズに住む、シングルマザーのヘレンさんです。
アイデアを思いついたのは、彼女の12歳の娘がレインボー・ルームでブレスレットを作るのを手伝っていたときだそうです。
ヘレンさんは「レインボー・ルームで服を作るのはおかしいかな?」と思ったそうですが、友人のキャサリンさんに相談したところ、キャサリンさんはケガで仕事を休んでいて暇だったので、むしろこのアイデアに張り切ってのってきてくれたそうです。
製作時間や材料費は?
このドレスを作るのにヘレンさんとキャサリンさんは40時間かかり、約2万個のレインボー・ルームを使ったそうです。
そして、ヘレンさんの娘にモデルになってもらい、材料費をカバーするくらいの値段 (1万円弱) でオークションに出したところ、17万ポンドで落札されたのです。
大切なことは
このニュースはちょっと極端な例でしたが、売れる商品を作るときに最も大切なことは「高い材料を使う」ことでも「技術」でもないと思います。
- 他の人が思いつかないアイデアや意外性
- 簡単な技術の組み合わせでも、他の人が真似出来ないものを作る
これがとても大事だと思います。
楽をして簡単に売れるものを作るのは、無理です。
でも、簡単な技術や安い材料からでも努力やアイデア次第で売れる商品は作ることができるのです。
実際にセリアなどの100均で売られている材料で可愛いインテリア小物やアクセサリーを作っている人はたくさんいますよね。売れるような商品をたくさんお家に飾っている人もいらっしゃると思います。
いきなり販売するのは心配な場合
売れるかわからないから材料費はかけたくない、どんなアイテムが売れるのかまずは知りたい場合、こんなことをやってみてください。
- オンラインショップで売れている商品を見る
- SNSで「いいね」や「♥」がたくさんついているものの傾向を見つける
- 自分が過去に作ったものをSNSに投稿して、反応がいいものを商品化する
- 友人や家族に意見を聞く
SNSはインスタグラムやピンタレストがおすすめです。
ピンタレストは自分が「ピン」した写真をどんどん集めていけるので、グループごとに分けたり、あとで見返したりしてアイデアを得るのにとても便利です。
まとめ
- 意外なアイデアがうけることがある
- 友人や家族の意見やサポートは重要
- 技術やお金がなくても売れるものは作れる
- 販売する前にSNSで世間の反応を見て商品を考えても良い
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