ハンドメイド商品の色やモチーフを工夫して「季節の限定商品」として販売するコツ

ハンドメイドで商品を作っているけど「なかなかデザインのアイデアが浮かばない」「リピーターさんが増えない」といった場合に、季節ごとの商品を考える方法についてまとめました。

「限定」という言葉の強さ

「限定商品」「期間限定」・・・よくお菓子のシリーズで地域限定の商品や短い期間限定のものが売られていて、つい買ってしまった覚えがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際私も限定の味のお菓子が出るたびに買ってしまったり、地域限定のストラップを集めたり、限定の香りのスプレーを買ってしまったりした思い出があります。

後から考えれば、もしその商品が「限定」ではなかったら買っていなかっただろう商品も、言葉につられて買ってしまうことがあります。

それが「限定」という言葉のもつパワーです。

さらに「季節感」で惹き寄せる

「限定」と並んで最強なのが「季節」のものです。これは例えば焼き芋のように毎年その季節だけ売られている同じものもあれば、その年のその季節限定で売られる商品もありますよね。

これもやはり「限定」と同様、” その時しか買えない ” と思わせる魔法の言葉であると同時に、季節のものって風情を感じますし何だか買いたくなりますよね。

 

「季節限定」 を各季節で作ってみる

アイテムを工夫する

例えば、子供向けのクマの編みぐるみを売っているお店があるとします。

  • ノーマルバージョンは、普通の茶色いクマで特に服は身につけていない
  • 春バージョンは、ランドセルを背負って黄色い帽子をかぶっている
  • 夏バージョンは、水着を着て浮き輪をつけて麦わら帽子をかぶっている
  • 秋バージョンは、食欲の秋で食べ物をいっぱい持っている
  • 冬バージョンは、マフラーを巻いて手袋をしている

などのバリエーションがあれば、全部集めて飾りたくもなりますし、お子様へのプレゼントにもぴったりですよね。

さらに、お正月やこどもの日バージョンなど、レアなアイテムもあってもいいと思います。

色を工夫する

アイテムそのものを季節に合わせて変更するのもいいですが、色を変えるだけでも季節に合った商品を作ることができます。

色を季節に合わせて変更する場合、特に大人向けの商品の場合ですが、その季節のトレンドカラーも考慮にいれると、より目を惹く商品になります。

例えば今年の秋冬なら、アイテムにもよりますがテラコッタやボルドーなどの深く優美な色がおすすめです。

参考画像

インスタグラムで素敵な作家さんがいらっしゃったのでご紹介します。

イギリスのブリストルを拠点にしている方で、季節から着想を得た商品を箱に詰めて販売しているようです。

ギフトに最適ですね。インスタグラムのページを下にスクロースしていくと、どの季節を見ているかとても良くわかります。

craftpod.co.uk

 

Jo Pillingerさん(@craftpod.co.uk)が投稿した写真

まとめ

  • 「限定」という言葉をつけるだけで購買意欲をかき立てる
  • 「季節」のものをデザインすることでバリエーションが増える
  • 「季節」と「限定」の組み合わせでできる「季節限定」は最強

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