「正しい」の答えはない、という生き方

「正しい」ってどういうことだろう。1+1の答えですら、2ではないという人もいる。一般論が全て正しいわけではない。「自分が思ったことをやる」大切さについて書きました。

誰だって間違うもの

こんなことってないですか。

  • 間違えたら恥ずかしいから発言できない
  • 上手くいくかわからないから、そもそもやらない
  • 「正しい」方法でやりたいから、本ばかり読んで実行できない

過去の私はどれも当てはまります。学校では「間違える」ことは恥ずかしいと思っていましたし、ビジネスを始めるまでも随分と時間がかかりました。

学校で勇気を出して発言する、というのは育った環境もかなり影響すると思います。私がアメリカやイギリスで授業を受けていたとき、みんな本当に些細なことを口に出して周りの人に伝えていました。中には「そんなの当たり前じゃん」「えーぜんぜん違うよ」と突っ込みたくなるようなことを言う人もたくさんいましたが、先生や他の生徒はどんな意見も悪く言うことはなく、それぞれが納得するまで話すのでとても勉強になったのを覚えています。

国や学校によっては、「発言しない=クラスに参加していない」とされて、成績を下げられることもあり、「どれだけ発言したか」が成績をつける基準の1つと言うのは驚きました。日本だと、先生のわからないことを聞いたり、教科書に載っていないことについて聞いたりすると嫌な顔をされることもあるのにね。

私が今までの人生で学んだことは

  • 間違ってもいいから納得するまでやる
  • 計画も大事だけど、直感に従って行動するのも大事
  • やってみて失敗したとしても、それは学びにつながる

ということです。やらないで何もなく終わるより、やってみて失敗しましょう!

「正しい」の答えはない

なぜ「正しい」の答えはないのか。それは「その行動が正しかったかどうか」は過去を振り返って、はじめて客観的にその行動を見ることができるからです。

人生の一部だけ切り取ってみたら、そのときはうまく行ってないかもしれませんし、「正しい」ことをしているように見えないかもしれません。でも、その1年後もしかしたらその行動のおかげで成功しているかもしれません。

以下は、アップルの創業者である故スティーブ・ジョブズ氏の言葉です。お時間のある方はスピーチもぜひ見てみてください。

You can’t connect the dots looking forward, you can only connect them looking backwards.

先のことを考えて、点と点を結びつけることはできません。

点と点を結びつけることができるのは、あとから振り返った時だけなのです。

ーSteve Jobs スティーブ・ジョブズ

まずは「行動をしてみる」こと

誰でも、最初の一歩を踏み出すのは勇気がいります。そして、自分が何をしたいのか、何に向いているのか、わからない時もあると思います。

わたしも、自分の生きている意味や得意なことがわからず、ただただ毎日時間が過ぎるのを待ち「わたしの時間を、他の忙しい人にあげることができれば」と考えたこともありました。

しかし今、自分について理解し、幸せと思える仕事を見つけて家族や友人と過ごす時間もあり、幸せです。まずは、何か小さいことでもいいので行動してみてください。

大切なのは「耐えない」こと

「努力」は必要です。しかし、「耐える」必要はありません。なぜなら、自分に向いていないこと、自分の嫌いなことを続けても成功して幸せになるのは難しいからです。もし、今ご自身が「何をしたらいいか」に迷っているのならば一緒に考えてみませんか。

ご質問・ご要望等はこちらからお気軽にお知らせください。

自分のやりたいことがわからない、一人で悩んでいる、という方も是非一緒に素敵な未来を考えましょう。