最近話題になっている「ラーメン編み」。編んだアーティストのプロフィールや、ラーメン以外のものを使った面白いリサイクル編みもご紹介します。
ラーメンで編み物?
編んだのはどんな人?
インドネシア出身のシンシアさんは、1993年生まれの23歳。
シンガポールにあるLASALLEカレッジでファインアートを学び、好成績で2016年に卒業。
現在もシンガポールを拠点に活躍していて、若手アーティストの1人として注目されています。
インスタントなのにスロー
この「Knitting Noodles(ラーメン編み)」は、まだシンシアさんが学生だったころからのプロジェクトです。
ラーメン編みは、インスタントラーメンという「即座に」出来るべきものを使って、手間を掛けて「ゆっくり」スローに作品を作っているところがポイントだそうで、なんと20~30cm編むのに3~4時間かかるそうです。
シンシアさんは身の回りにあるものをシンプルな方法でコンセプチュアルな作品にしてSNSで公開したり、エキシビジョンに出展したりしていて、2015年にはシンガポールのHarpers Bazaar新人芸術家賞でファイナリストに選出されたそうです。
シンシアさんは、時計やペットボトル、ラーメンなど忙しい中で見過ごされている物だけでなく、呼吸のように人々が無意識にやっている行動にも注目してユーモアのあるアートを創作しているそうです。
現代の世の中や人々の意識に訴えるアーティストですね。
リサイクル編みが面白い
リサイクル編みとは?
リサイクル編みは、その名の通り不要になったものをリサイクルして編むことです。
ヒモや糸状のものは毛糸を編むのと同じ要領で編み、衣類やタオル、袋などは切り込みを入れて、長いテープのようにしたものを編みます。
ちょっと変わったものも編んでみました。
表と裏が違う色のものや変わった素材で編むと、シンプルな編み方でもアートっぽく見えます。
面白いので、ぜひ身の回りにあるもので実験してみてください。
編み方は自由で、棒針でもかぎ針でも出来ます。
役に立つ日用品も作れる?
リサイクル編みを楽しむだけではなく、実際の生活で役立つ日用品も作ることが出来ます。
リサイクルヤーンやTシャツヤーンも売られていますがご家庭にあるTシャツやタオルからも、スポンジやバスマットなどを作ることができて、バッグなどの小物も人気があります。
引用元 : Saved By Kate
最近は日本でも人気が高まってきたので、作り方の動画は日本語のものもいくつかあるようです。
ぜひ参考にしてみてください。
寒い日は家の中で編み物が1番ですね。
まとめ
- ラーメンで編み物をしたアーティストが話題に
- 身の回りにあるものは、ハサミで切れるものならだいたい編める
- 不要になったタオルやTシャツを使って、バスマットやスポンジが作れる
身の回りのものを手当たり次第編んでいったら、シンシアのようにクリエイティブになれそうですね。