最近日本のインテリア雑誌でもよく見かける毛糸で作ったタペストリー(壁掛け)。作り方は子供でも出来て簡単ですが、色んな毛糸を使えばバリエーションも増やせます。道具や作り方についてもまとめました。
毛糸で作るタペストリーが可愛い!
毛糸で作るタペストリー(壁掛け)が最近国内外で流行っていますね。
weaving (ウィービング) という、機織りの方法で簡単に作ることが出来ます。
引用元 : Kindred Goods Copany instagram
ウィービングは少ない道具で簡単に始めることが出来ますが、糸の色や太さ、素材を変えたりすることで、色んなタペストリーを作ることも出来ます。
同じ道具で、もっと小さくて簡単なコースターも編むことが出来ます。
ウィービングの道具や織り方
ウィービングの道具
ウィービングには専用の織り道具が売られています。
引用元 : fernand the fawn instagram
ウィービングに必要なのは
- 織り機 (卓上サイズのものでOK)
- 毛糸
- シャトル
- 織りくし
- 織り針
道具をそろえるのはちょっと面倒に感じるかもしれませんが、日本でもウィービングのセットが販売されています。
日本で買える商品・場所
本格的な卓上織り機(ルーム)を購入しようとすると数万円しますが、初心者向けで使い方も簡単な商品が手芸用品メーカーから出ています。
- クロバー (clover)のミニ織り
この「クロバーミニ織り」には、ウィービングに必要な道具が全て入っていて、正方形のアイテムを織ることが出来ます。
正方形のタペストリーでも可愛いですし、それをつなげれば長方形のものやマフラーも作ることが出来ます。
もっと幅広のアイテムを作りたい場合は姉妹品の「クロバーミニ織りツイン」という商品も売られています。
似たような商品で、ハマナカの「角型ミニ織り機」という商品は、厚紙を組み立ててできる可愛いミニ織り機です。強い力を入れすぎると壊れますが、普通に使うのには問題なく、価格も1,000円以下で売られています。手芸用品店、amazon、楽天市場 などで購入できます。
自分で組み立てると、織り機の仕組みもわかって面白そうですね。
- ヘルムート・ミューラーの手織り
ドイツのヘルムート・ミューラー社製のミニ手織り機です。
こちらは木製で、織り機本体とシャトル、織りくしが付いています。
子供の知育玩具としても売られているので、大人だけではなく親子で楽しむことも出来そうですね。
この他に、もっと安価な子供用の機織り機もamazonや楽天市場で売られています。
また、最初は上記のような説明書付きの織り機のセットでウィービングを始めるのをオススメしますが、ダンボールや板と釘などを使って織り機をDIYしている人もいるようです。
ウィービングの方法
市販の織り機を購入すると、セッティングの仕方やシャトルの通し方、くしの使い方などが書いてありますが、基本的な織り方はこんな感じです。
- 織り機をセットする
- 織り機にたて糸をかける
- シャトルによこ糸を巻いて準備する
- よこ糸を巻いたシャトルをたて糸の間に通していく
- よこ糸を織りくしで、手前に打ち込む
4と5を繰り返すと、ウィービングがどんどん形になっていきます。
途中で違う色や太さの毛糸に替えることも出来ます。
「クロバーミニ織り」の動画
クロバーミニ織りの商品の使い方や、ウィービングの方法がわかりやすく解説されています。
ウィービングは応用次第で、小さなコースターやポケットから、もっと長くて大きいマフラーやタペストリーなど色々作れそうですね。
私も最初に卓上織り機を使った時は、無地やストライプの模様しかできなかったのが、そのうち千鳥格子の模様も織れるようになりました。(この時は細めの糸を使いました)
簡易的な織り機だと織れる模様も限られてくるかもしれませんが、基本をマスターしたら是非いろいろなパターンに挑戦してみてくださいね。
まとめ
- 毛糸で作るタペストリーが国内外で流行中
- 作り方は意外と簡単で、子供も楽しく出来る
- 色んな色や太さの毛糸を使って作ると面白い
最近は四角いタペストリーだけではなく、毛糸を使った色んな壁掛けのインテリアがあるので、見ているだけで面白いです。