前回は文面でのブランドストーリーについてご説明しました。今回は素敵なブランドストーリーの動画をご紹介します。
文字だけのブランドプロフィールと比べてみる
まず、皆様には文字だけでのブランドプロフィールを読んでいただこうと思います。
今回ご紹介するのは化粧品の「Kiehl’s(キールズ)」というブランドです。雑誌やデパートなどで見かけたことがある方も多いと思いますが、お付き合いください。
Kiehl’sってどんなブランド?
Kiehl’sは1851年にニューヨークのイーストヴィレッジにジョン・キールズが小さな薬局を開いたことから始まりました。Kiehl’sには遠方からもお客様が彼の調合する薬を求めてはるばるやってきました。1920年代には、ジョン・キールズの弟子モース博士が世界中から薬草や自然成分を集めて、キールズを代表するオリジナル処方の製品開発に努めました。1961年にはモース博士の息子アーロンがあとを継ぎ、今も愛されるキールズの製品を開発、そしてアシスタントのMr.ボーンズと一緒にKiehl’sのお客様に無料サンプルを提供しました。そしてアーロンの娘ジェイミーは彼の意志を継ぎ、「お客様一人ひとりに奉仕すること」「地域社会に貢献すること」に尽くしました。そしてKiehl’sは現在も世界中のお客様に「最良のスキンケアとヘアケア」を提供できるよう努めています。
この文面を読むだけでも、Kiehl’sがどんなブランドか伝わってきて、すでにファンになってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみにKiehl’sのウェブサイトにはさらに詳しく商品やブランドの歴史などについても書いてあります。
動画のブランドストーリーはとてもわかりやすい
こちらがKiehl’sのブランドストーリーです。
いかがでしたか?すでに文でのブランドプロフィールを読んでいたので、余計に理解しやすかったかもしれません。
「キールズの商品は見かけたことはあったけど、このムービーを見て買ってみたくなった」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに「高いから買えない」という方もキールズの「サービス精神」に則って、まずは無料サンプルを試してみてください。
お客様の心をつかむコツをおさらい
前回の記事でも確認させていただいた、ブランドプロフィールに含むことをもう一度こちらにも記しておきます。
- ブランドや商品ができたきっかけ
- 失敗→成功へのストーリー
- ブランドの特徴や個性
- その商品を使うと得られるもの(困難や悩みの解決)
- つくり手のことや思い、ものづくりに関する考え方
- 行っている社会的な活動(リサイクルや環境団体への募金)…など
まとめ
- ブランドプロフィールを上手く作ることで、ファンを増やすことができる
- 文面だけでなく、動画や画像があるとよりアイデアが伝わりやすい
また今後も事例などをご紹介できればと思います。
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