毎年恒例のファッションイベント『メットガラ(Met Gala)』。アメリカ・ニューヨークで開催されるメットガラの内容やチケット代、2017年のテーマや参加セレブの写真をまとめました。
『メットガラ(MET Gala)』はどんなイベント?
資金集めが目的
『メットガラ(Met Gala)』は、年1回メトロポリタン美術館で行われる、服飾部門の資金集めパーティ。
「メット」はメトロポリタン美術館のこと、「ガラ」はお祭りを意味します。
このイベントを中心となって主催しているのは米VOGUEの編集長で、メトロポリタン美術館の理事でもあるアナ・ウィンター。
米ヴォーグ編集長のアナ・ウィンター
Anna Wintour kicks off the 2017 Met Gala Red Carpet #MetGala pic.twitter.com/YXcfhsn53N
— FashionweekNYC (@FashionweekNYC) 2017年5月1日
『ファッション界のアカデミー賞』とも呼ばれるメットガラは、毎年5月最初の月曜日に開催され、メトロポリタン美術館の企画展の幕開けを飾るイベントでもあります。
チケット代は超高額?
メットガラのチケットは超高額、しかも年々高くなっており、ニューヨーク・タイムズ紙によると2017年は1人3万ドル(約330万円)。
チケット代はセレブ本人ではなく、衣装を着てもらうデザイナーが払う場合も多いそうです。
また、メットガラは誰でも参加できるというわけではなく、招待制のイベントで、最終的に参加の可否を決めるのはアナ・ウィンター本人。
昨年は600人が参加しましたが、今年はよりプライベートなイベントにするために、参加できる人数は少し減らされたようです。
ちなみに、2016年は約1350万ドル(15億円)の資金が集められました。
内容は秘密?
メットガラは会場に到着したゲストのセレブ達がレッドカーペットを歩くところまでは、多くのメディアで報道されますが、会場内に入った後は秘密に…。
過去2年間は、会場内の様子をSNSに投稿することも禁止。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、会場に到着したゲスト達は企画展の鑑賞、コックテイル・パーティ、ディナーを楽しむそうで、ミュージシャンらによるパフォーマンスもあるそうです。
とても豪華で楽しそうですね。
ドキュメンタリー映画が公開中
2015年のメットガラが舞台のドキュメンタリー映画「メットガラ ドレスをまとった美術館」は現在日本で公開中。
セレブ達の衣装とアナ・ウィンターの敏腕ぶりが美しいですね。
映画『メットガラ ドレスをまとった美術館』公式ウェブサイト公開終了
2017年のテーマは「アバンギャルド」?
企画展は川久保玲のコム・デ・ギャルソン
毎年開催される企画展のテーマがドレスコードとされ、2017年は川久保玲のコム・デ・ギャルソンの展示が行われるため、メットガラに参加したセレブ達も『アバンギャルド』な衣装が多かったです。
2017年の企画展『Rei Kawakubo/Comme des Garçons: Art of the In-Between』は、5月4日から9月4日まで開催。
1980年代初頭から現在までの、ファッションデザイナー川久保玲によるコム・デ・ギャルソンの作品が約140点展示されます。
存命中のデザイナーを特集するのは、1983年のイヴ・サン=ローラン以来だそうです。
2017年セレブ達の衣装
リアーナ
ケイティ・ペリー
オルセン姉妹
リリー・コリンズ
プリヤンカー・チョープラー
とてもアバンギャルドで素敵な衣装ばかりですね。
まとめ
- 『メットガラ』はメトロポリタン美術館・服飾部門の資金集めイベント
- 招待制でチケットやテーブル代は超高額にもかかわらず、すぐに売り切れる
- 2017年は川久保玲のコム・デ・ギャルソン展を記念して、テーマはアバンギャルド